≪過去にあった洗濯の失敗事例≫

担当の西村です。
お客様から、「高価な革製品を水洗いしていいのか迷っています。これまでにあった洗濯の失敗やトラブルの事例を教えてほしい」というお問い合わせをときどき頂きます。
そこで、お客様から私どもに寄せられた過去のお洗濯の失敗事例と対処方法をまとめてみました。


●「洗濯機で洗ったらファスナーがこわれた」
※年代物などでファスナーが劣化していると破損の原因となります。
洗濯ネットに入れてから洗濯することで破損防止に役立ちます。

●「脇の縫い目のところが破れた」
※糸のほつれがある場合には、破損の原因となります。
洗濯機で洗う際には洗濯ネットに入れて洗濯することでか破損防止に役立ちます。

●「フライトジャケットの襟の部分に穴が開いた」
※洗濯機で洗った際に襟元の尖った金具がジャケットに刺さり、穴が開いたようです。
金具を締めて洗濯ネットに入れて保護してから洗うことでこのような破損防止に役立ちます。

●「革ジャン等の衣類を洗濯した後に少し硬くなった」
※革ジャン等の衣類を洗濯した後に硬くなった場合は、もみほぐすことで柔らかくなっていきます。
さらに柔軟性を改善したいい場合はこちらのページの洗い方で洗い直すことをお勧めします。

●「ラムレザージャケットにシワにできた」
※薄手のラムレザージャケットの衣類を洗った際に、まれにシワができることがございます。
その際には、付属の仕上げクリームをシワを伸ばしながら塗ることでたいていのシワは消えていきます。

●「色落ちした」、「色移りした」
水洗いですので、(日常の洗濯と同様に)染色しているものは色落ちすることがございます。
過去にあった事例としては、
「赤と白のコンストラストのスタジャンを洗ったら色移りした」
「自分で赤く染色したジャケットを洗ったら色落ちした」
「ピンクのバッグが色落ちして色が浅くなった」
「スタジャンのワッペンの色が剥げた」等ございました。
黒や茶系の単色の素材のものは色落ちしても大して目立ちませんが、赤やピンクなど明るめの色に染色したものは色落ちしますと目立つことがございます。
また、異なる色合いのものを洗って色移りするケースも稀にございます。
色落ちや色移りについては 「よくある質問」の回答ページも合わせてご参照ください。
※補足
特に、シャネルのパンプス・靴類は色落ちの事例が数件ございます。

●「ライダースジャケットを洗ったら、背中の部分に洗濯ネットの跡がついた」
※ライダースジャケットなど表面にツヤのある衣類を洗濯機で洗った際に、
洗濯ネットの跡がついてしまったようです。
表側を裏にして(裏返しにして)洗濯ネットに入れて洗うことで回避できます。

●「洗濯バサミで衣類を干したら、洗濯バサミの跡がついてしまった」
※衣類を干すときにはハンガーを使うことを推奨します。
洗濯バサミを使う際には、目立たない個所を止めるように使うのがよろしいです。
(洗濯バサミと衣類の間に布を挟むと跡がつきにくくなります)

●「ジャケットの裏地の縫糸が破れた」
※衣類の縫製が不十分だったり、古い衣類などで縫糸が劣化している場合、破損の原因となります。
そのような衣類の場合、洗濯機を使用せずに浴室などを利用して手洗いすることで、破損を回避することが可能です。

●「乾燥しているうちに、白い斑点みたいのが出てきた」
※これは、衣類の内部に潜んでいたカビが水洗いで落ちて表面にカビの跡が出てきたものと考えられます。
布などでサッと拭き取ることで簡単に取れます。
(この症状があるこということは、洗ったことで奥にあったカビが取れているということです)

●「お湯で洗ったら縮んだ」
※お湯では洗わないで下さい。

●「乾燥機を使って乾かしたら縮んだ」
※乾燥機を使わないで下さい。乾かす際には自然乾燥でお願いします。
(手順通りに洗っていただけますと縮むことはございません)

●「毛皮を洗ったら毛が抜け落ちた」
毛皮を洗濯機で洗うと、毛が抜ける事がございます。
(手洗いすることで、毛が抜けるリスクを軽減することができます)

●「バッグが型崩れした。バッグがパサパサになった」
※作りが拙劣な状態のバッグですと、型崩れや糸のほつれ等があることがございます。

●「ブーツの油シミを洗ったら、シミが広がった」
※油性の汚れは水溶性の汚れと比べますと水洗いではどうしても落ちにくいことがあります。
また、すすいだ後に水分をしっかりと拭き取らない状態で乾かすと、油脂分を含んだ水気がシミとなることがございます。ブーツやバッグをすすいだ後には、タオルなどで繰り返ししっかりと水気を拭き取りましょう。

●「ルイヴィトンのモノグラムとダミエのバッグを洗ったら匂いが出た」
※ルイヴィトンのモノグラムとダミエのバッグへの使用は不可となります。(まれに、洗った後に独特な匂いが出ることがあるため)

●「財布とキーケースを洗ったら破損した」
※水洗いした際に縫糸が切れたりして駄目になることがあるため、財布とキーケースへの使用は不可となります。

●「ムートンブーツを洗ったら、水シミが出来た」
※すすいだ後に水分をしっかりと拭き取らない状態で乾かすと、油脂分を含んだ水気がシミとなることがございます。
ブーツやバッグをすすいだ後には、タオルなどで繰り返ししっかりと水気を拭き取りましょう。

●「スエードのバッグに仕上げクリームを塗布したら、シミのようになった」
※スエード素材のものには、仕上げクリームの塗布は不要です。

●「汚れ(臭い)が、期待通りに落ちなかった」
※中にはどうしても落ちにくい汚れやニオイもございます。
「洗剤」ですので、あらゆる汚れやニオイが完全に落ちるというわけにはいきません。
しかし、当店ではお客様にリスクなく購入できるように「返品・返金保証付き」でこの商品を販売しております。
効果にご満足いかなかった場合には「返品・返金保証」をご活用下さい。

≪返品・返金保証について≫
商品を使ってみたものの、万が一、効果にご満足いただけなかった場合には、商品代金を全額返金いたします。
効果にご満足いただけなかった際には、ご遠慮なく返品の依頼をメールにてお申し付け下さい。返品を確認しだい、購入代金を速やかに全額返金いたします。
(返金時の支払い手数料は当方にて負担いたします。返品時の送料はお客様負担となります)
このような満足保証付きですので、リスクなく安心してご利用いただけます。

※補足
・返品保証の期間は、商品ご購入後30日以内とさせていただきます。
・この返金保障は個人のお客様に限ります。法人や店舗経営者は対象外となります。